脳梗塞①

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私生活が多忙だったため3か月ぶりの更新となってしまったが、普段の医学の勉強は相変わらず継続中である。忙しくて奇病を更新する暇がない時は、普段の勉強のメモ代わりにその日学んだことを蓄積していきたいと思う。

これらの投稿について

最初に断わっておくと、これからしばらく続けていく投稿に関してはマニアックな内容に傾くと思われるので一般の方にとってはまったく面白いものではないだろう。

私は毎日医学の勉強をしているが、時によってはそれが過酷を極めるがあまり、奇病について情報を収集している暇がない時期がある。それがこの3か月間、そしてこれから続くであろう2週間の期間である。したがってこれらの期間は奇病に関する投稿をすることが難しい。

しかし、そんな日々でも学んでいる内容は医学であり、ブログの趣旨に全く反するというわけではないため、せっかくなのでメモ代わりにブログのほうにその日学んだ内容を軽くまとめていこうと思う。

これら一連の投稿は自分のためのメモ、および検索で流れ着いた迷える医学学習者の参考になればと思ってしたためるものなので、極めて味気ないものになるだろうし、興味がない方にとっては読むだけ時間の無駄である(笑)

脳血管障害は死亡原因第4位

日本における過去5年間の統計において、脳梗塞を含む脳血管障害の死亡率は第4位である。ちなみに1位は悪性新生物、2位は心疾患、3位は肺炎である。

 脳梗塞を理解する上で重要な血管系

脳動脈系として

  • 内頚動脈系→前・中大脳動脈
  • 椎骨動脈系→脳底動脈→後大脳動脈、上小脳動脈、前下小脳動脈、後下小脳動脈

それぞれの血管系が支配する領域

前大脳動脈(ACA)は大脳半球内側を栄養し、ここは足の運動にかかわっている。したがってACAの梗塞は足の運動麻痺を引き起こす。ASAだけにASHIである(笑)

皮質枝と穿通枝について

脳血管系には皮質枝と穿通枝の2種類がある。皮質枝は大脳表面を走行する動脈のことで、穿通枝は脳底部の主幹動脈から直接分岐する動脈のことだ。

脳血流

脳の酸素消費量は全身の約20%である。また、脳血流量は心拍出量の15%を占める。さらに、低酸素脳症による蘇生後脳症は3から5分で起こる。低血糖脳症は血糖値60mg/dl以下で起こる。

脳梗塞の種類

脳梗塞には

  1. 心原性脳梗塞
  2. アテローム血栓性脳梗塞
  3. ラクナ梗塞

の3種類がある。

一過性脳虚血発作(TIA)について

一過性に脳が虚血に陥ることによって意識消失などの発作を起こすことがある。これを一過性脳虚血発作(TIA)という。TIAの症状は2分から5分の間に消失することが多い。急性期においてCT、MRIにおける脳梗塞病変を認めない。TIA発症後に一定割合で脳卒中を発症することがある。TIAの原因としては動脈硬化の危険因子、心疾患、頸動脈狭窄などが考えられ、大至急原因を検索して速やかに入院を勧めることが大切だ。

脳梗塞の治療

脳梗塞の治療として代表的なのはrt-PAによる血栓溶解療法である。発症後4時間30分以内に治療を開始することが求められる。したがって、来院時点で発症から4時間経過している場合などは間に合わないだろう。

rt-PA治療時の注意点として重要なものに、大動脈解離、脳出血がないことなどが挙げられる。

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